20代からそれなりにダイエットはしていましたが、30代半ばまでは身体を動かすダイエットを2カ月続ければ5キロぐらいは落せていました。
39歳で出産してからはダイエットをしても痩せなくなり、もはや諦めようかと思っていました。
ダイエットと言えば断食、運動が定番だったのでそれ以外の方法を試すという選択肢は私の中にはありませんでした。
選択肢としては炭水化物ダイエットや酵素ダイエットなどはネットで調べて私のお財布に優しいダイエット方法を探していました。
酵素ダイエットは高過ぎて継続する事が出来ない。
ダイエットのお茶は子どもが間違って飲む危険があるので無理。
なので、私が選んだダイエットは摂取カロリーを抑える方法でした。
これなら、いかにもダイエットしていますというストイックな生活に自分を追いやる事が出来て目標を達成出来るかと考えました。
オヤツもほとんど食べないし、ジュースも飲まない。
子どもの食べ残しも食べないようにしていました。夕飯も一人前より少ない量を意識して食べていました。
それなのに2キロ痩せるのが限界でした。
そこで健康診断を受けた時に健康指導を希望してみました。
保健師さんに現在の食事状況と歩いている時間などを細かく説明をしたところ、とても大事な基本的な部分が私には欠けていました。
体重を落とす事ばかりを考えて摂取するエネルギーを少なくする事に必死だった事が間違いだったのです。
私は栄養バランスが崩れまくった食事を取り、脂肪燃焼してくれる筋肉に栄養を与えず、筋肉だけが痩せてしまったという負のスパイラルの真ん中にいました。
その日から食事の内容を変え、指導された量を摂取するようになって1週間で2キロ体重が落ちただけではなく、顔色もよくなり一日のスタートも爽快に始められるようになりました。
ダイエットの最終目標は痩せるというより健康的な身体になる事に変更しました。
何をやってもダメだと諦めるより、食事の内容を見直す事が一番の近道であり正解だったんだと思いました。
ダイエットは誰の為なのか?自分の身体の状況を知った上で目標を立てましょう