金融機関によっては住宅ローンをフルで組めます

住宅ローンの審査に通りにくくなる理由
住宅ローンの審査に通りにくくなる理由は、いくつかありますが、主な理由は以下の通りです。
ローン完済まで抵当権が設定されるため、物件の売却価格が住宅ローンの残高よりも安くなり、金融機関のリスクが高まる可能性があるためです。
住宅ローンを組むと、金融機関は物件に抵当権を設定し、万が一ローンが返済できなくなった場合にはその物件を売却して債務を回収することがあります。
しかし、頭金なしの場合、物件の売却価格が住宅ローンの残高よりも安くなる可能性が高まります。
そのため、金融機関はリスクを抱えることになるため、審査が厳しくなります。
利息負担が増え、総返済額が大きくなるためです。
頭金なしで住宅ローンを組むと、借りる金額が大きくなります。
そのため、支払う利息額も増えることになります。
また、金融機関によっては、頭金の割合に応じて金利が異なる場合があります。
例えば、フラット35では融資率によって金利が変わります。
融資率が高い場合は、金利も高くなる傾向があります。
このような影響から利息負担が増え、総返済額も大きくなる可能性があるため、審査が厳しくなるのです。
諸費用は自己資金が必要となるためです。
住宅ローンを組む際には、諸費用と呼ばれる費用がかかります。
具体的には、登記費用や手数料、火災保険料などが含まれます。
特に新築住宅の場合、物件価格の3～8%程度の諸費用がかかることが一般的です。
これらの費用は自己資金でまかなう必要があり、頭金なしの場合にはより多くの自己資金が必要になります。
そのため、頭金がない場合は審査が厳しくなるのです。
以上が、住宅ローンの審査に通りにくくなる理由です。
これらの理由から、可能な限り頭金を用意することが望ましいとされています。
住宅ローンの金額に諸費用を含めると、金利上昇のリスクが高まることから、自己資金で諸費用を用意することがおすすめです
住宅ローンを組む際に、諸費用をローン金額に含めてしまうと、金融機関側から見ると延滞のリスクが高まるため、金利が上がる可能性があります。
このため、諸費用は自己資金として事前に用意しておくことをお勧めします。
自己資金で諸費用を準備することによって、金利の上昇リスクを抑えることができます。