【プロの塗装業者が解説!】外壁色の選択で耐用年数が変わる

外壁塗料は素材や性能が大きく異なりますが、永久的なものを選択しない限り、すぐに塗り直しや修理が必要になります。

特に、モルタル外壁の最も一般的な問題である「ひび割れ」は、早急に対処しないと雨水がたまり、基礎を損傷する可能性があります。
住宅の外壁で最も一般的なパネルにもサビが発生し、塗膜の劣化により白い粉が出る「チョーキング現象」が発生します。
初めて外壁塗装をする方でもわかる【9種類の塗料の性質と価格の比較まとめ】

ひび割れやチョーキングなどを補修する場合は、外壁を再塗装する必要があります。
セメントモルタル、鉄、アルミ、木材、コンクリートなどの外壁に塗装を施し、腐食や劣化を防ぎます。 日常的に風雨にさらされる外壁は、住まいを守る重要な部分です。
重要な建物を手に入れるために、適切な色を選択する方法を見てみましょう。
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人気の外壁色は「シリコン」「ラジカル」
外壁塗装用塗料の中でも「シリコーン塗料」と「ラジカル塗料」が人気です。
これまでは「シリコーン塗料」が主流でしたが、最近は「ラジカル塗料」も主流になりつつあります。
(※厳密には「ラジカルシリコーン塗料」が多いです。 )
また、安価な「アクリル塗料」は現在、外壁の塗り替えにほとんど使われていません。
数年以内に建物を再建または解体する計画がない限り、この色はお勧めできません。
「アクリル絵の具」の特徴・価格・おすすめ商品
「アクリル絵の具」とは、アクリル樹脂を主成分とする絵の具のことです。
軽いので重ね塗りもしやすく、ツヤがあり発色しやすいので、調理器具や自動車の上塗りとしても多く使われています。
最も安価な塗料であるにもかかわらず、寿命が3年から8年と短く、すぐに塗り直しが必要なため、最近では外壁のメンテナンスに使用されることはあまりありません。 アクリル絵具1平方メートルあたりの単価の目安
アクリル絵の具の相場は1平方メートルあたり1,000円~1,800円程度で、最も安価な絵の具です。
頻繁に塗りなおす予定の部位に使用するなら、とてもリーズナブルと言えます。

アクリル絵具のおすすめメーカー
日本ニス「オードグロス」
(水性一液タイプ、つやあり・つや消し)
美しいツヤが特徴の水性塗料で、外装・内装問わず使用できます。
防藻・防カビ性を付加したアクリル絵具の中でも高機能な製品です。
関西カラー「アレス アクアグロス」
(水性1液タイプ、ツヤ/7分ツヤ/5分ツヤ/3分ツヤ)
コンクリート、モルタル、スラブなどの内外装材に施工できます。 塗膜は厚く耐久性に優れ、光沢のある仕上がりです。

【プロの塗装業者が解説!】外壁色の選択で耐用年数が変わる
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